世界へ出るべきは日本の中小企業だ
はじめまして、当ブログの管理人をしております、秋山 光輔と申します。
この度、魁!台湾塾を作成したきっかけは、私自身の体験談から始まります。
私が初めて台湾を訪れたのは2003年、ちょうど25歳の時でした。
当時、母親の病気の進行もあり、元気なうちに家族全員で海外旅行にと、
一番近くて過ごしやすい台湾を選んだのがきっかけでした。
台湾については震災の義援金の話をきっかけに知ることになった方も多いと思いますが、
台湾は歴史的背景もあって、親日国家です。
当時の台湾(2003年)は日本のモノや話題で溢れかえってました。
私は「こんなにも日本を愛していてくれる外国がある。」
そう感じずにはいられませんでした。
その後、二度目の台湾を訪れる事になるのはその5年後になります。
私は日本でホームページの制作や集客運用の会社をしているのですが
台湾に日本の製品を販売する大きなプロジェクトのウェブマネージメント担当として
訪れたのがきっかけでした。
5年経った台湾は、当時と同じく街には日本の商品が並び
TVでも日本の話題が多く取り上げられていました。
が、一つだけ。違っている点がありました。
それは日本の製品と同じくして、韓国製品や欧州等の他国の製品が多くなっていたこと。
TVでも、韓国ドラマやK-POP、欧州のコスメ商品などが注目され
日本以外の外資企業の参入が盛んになっていました。
台湾はそのむかし、日本が統治していました。
その影響もあって、台湾は日本から一番近い外国であり、一番の親日国家です。
しかし、それと同時に世界も動いています。時代は変わります。
インフラ、クラウド技術が強化され、人のグローバリゼーションが世界で起こっています。
海外で活躍する外国人が圧倒的に増えています。
国は世界を市場に適応し変化していかなければ、後に置いていかれるでしょう。
いま日本企業そして日本国家自身が主導的に世界の流れに乗らなければ、ますます世界に張り合う
“チャンス”を失っていくでしょう。
高度経済成長期、ゴールドラッシュと言われる時代はもう終わりです。
日本の技術は世界にまだまだ通用します。
例えば車の製造業界。
日本の景気低迷で大手自動車メーカーは人件費削減、コスト削減などで、
外注先の製造工場との関係に摩擦が生じてます。
メーカー側は国内から海外生産に切り替え、外国人を雇うことで問題解決しようとしています。
これまでメーカー頼みだった製造工場が危機にあります。
しかし、これまで日本で自動車産業が革新的に成長し、そのクオリティを支えていたのは
皆が生まれ育った街の製造工場でもあるのです。
日本人が日本人の手で”作る”ことをやめてしまってはいけません。
海外の方や、海外に住む日本人から聞いたことがあるのですが、
日本の技術は本当にすごいようです。
世界より10年先を走っている商品もあるそうです。
私はそんな日本の素晴らしい技術をもっと世界に出すために
台湾での起業を決意し行動しています。
これからの市場は日本だけではありません。世界です。
いま世界へ足を運ぶべきは、税金対策の富裕層でもなければ資産家でもありません。
素晴らしい技術を持った日本の中小企業なのです。
日本の中小企業がもっと世界で活躍することで、それが結果的に国益となり
今の日本がもっと過ごしやすくなる。それが私の想いであり行動指針です。
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