台湾人訪日観光客の急増(インバウンド集客ブーム到来?!)
2011年3月11日におきた東北地方太平洋沖地震の義援金で
台湾を知ったという方も多いでしょう。
その後、台湾への関心が増えたのもあり、日本からの観光客が飛躍的に伸びました。
私自身も、台湾に住んで3年目ですが、日本人観光客によく遭遇します。
それと同時に日本への台湾人観光客も多くなっているようです。
引用元:JNTO
なんと6月だけのデータでみるとこの一年で伸び率が80.6%、上半期でみても49.4%の増加
他の国と比べてみてもダントツです。
台湾の人口はおよそ2300万人ですが、毎年約120万人が訪日しているとデータに出てます。
日本への観光客の上昇は北海道や沖縄行きの定期・チャーター航空便の増発が主な原因とみられており、
この数値は10年前同期の11.5倍にあたります。
日本政府観光局(JNTO)の統計によると、前年の2012年は
146万6688人に達し、平均16人に1人の台湾人が日本を訪れたことになります。
実はリピート率も高く
1年間に数度訪日する人も少なくありません。
これまで高価だと思われていた日本旅行が、円安の影響を受け、観光業界の追い風となっているようです。
「日本は人気の観光先だが費用が高すぎた、が今がチャンス」
と、先週発売の商業週刊(台湾発行の経済、社会、商業関連の雑誌)でも
記事が紹介されていました。
すでに台北―東京便ではLCC航空会社、FlyScootも運行しており、Jetstarでは台北―日本各地
更に、台北―関西空港を運行しているPEACH航空も2013/09/20より
台北―沖縄便の毎日運行を開始するのでこれからもどんどん伸びるのでは?と予想されます。
youtubeで面白いものを見つけたので貼っておきます。
この影響もあり、日本の観光局や観光地、旅館や温泉、ホテルなどが
対訪日外国人向けのローカライズ、プロモーションに投資していますが
慌てて実施してしまったのか、勿体無いなと思うものをよく見かけます。
逆の立場で考えるとすごく簡単な問題なのですが、
いくら有名なサービスでも、日本語化の精度や、デザインの好みが違ったり
日本人として知りたい部分やメリットが欠落していたら、何をお得に感じていいかわかりません。
外国語向けのコンテンツというのは
受信する人の種が違いますから、発信する情報(ソース)も変化しなければいけないはずです。
これは台湾でなくてもどこの国にでも言える事です。

