2013年、台湾旧正月の過ごしかたランキング!
staffのRIKAです。
クリスマスや年越しが終わり『年末三大イベント』の最後は伝統的な『旧正月』です。
他の祭りと比べて、旧正月は台湾の方にとって最も重要なものです。
親戚一同が集まり、みんなで昔話をしたり、
圍爐守歲といって暖炉を囲んで新年を迎える家族も未だにあるようです。
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※旧正月とは…
今私たちが使用しているカレンダーなどは新暦(グレゴリオ暦)で出来ていますが、
旧正月は旧暦(太陰太陽暦)といって月の満ち欠けをもとに
計算されている暦を使用しています。
旧暦の1月1日は朔といって、必ず新月です。
2013年は新暦の2月10日です。
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大人は麻雀の真剣勝負をして、子供たちは爆竹で旧正月を過ごします。
新しい年のを迎えるために体力を蓄えたり精神的にリラックスするために
『寝、食、遊』を充実させる。これが伝統的な旧正月の考え方です。
今年の旧正月はお正月休みの週末も重なって9日間の大連休。
なので多くの人が旅行を計画したり、どのように過ごすか計画を練ります。
台湾塾のパートナー企業が『旧正月』の過ごし方についてのマーケティングリサーチを行いました。
『旧正月はどのように過ごしますか?』
というアンケートに対し、1番多かった答えは『食べる、飲む、寝る』が35%でした。
日本の寝正月と一緒ですね。
次いで、『家族と一緒に過ごすならどのように過ごしてもいい』と答えた人が28%。
その他16%の人々が『国内旅行』と答えました。
この事からみると、一年間仕事を頑張ってきたなかでの、一番長い連休であり
連休で出かけるとなると色々と準備が必要なのとなるので、かえって疲れる。という理由により
一日中寝て、食べて、ボーッとしたり、ベットでゴロゴロしたりして過ごす人も多いようです。
もちろん、家族と出かけたりする事はとても大事な事ですが。
年齢別にみてみると、19歳以下の若者だけは旧正月にしたいことNO.1は『国内旅行』でした。
﹝19歲以下35.7%,20-29歲14.8%,30-39歲15.4%,40-49歲17%,50歲以上15.4%﹞
なぜなら、若者は体力旺盛で、19歳という事で比較的学生も多く、
冬休みを利用して続けて休めるし、旧正月に家族といるのはつまらない、
何人かの友達と出かけたりしたいと考えるようです。
旅行先の民宿では、『花蓮、台東』が人気のようです。
『国内旅行はどこに行きたいと思いますか?』というアンケートを取ったところ
28%が『花東(花蓮、台東)』と答え、次いで21%で『宜蘭』、『南投』が15%、
『九份』が7%『その他』が29%となっていました。
台湾東部の風景はとても綺麗で、広くて特色があります。
東部は西部にくらべて交通の便が良くないので宜蘭以外は日帰りが不可能となっているので
西部よりも民宿選びが重要なポイントとなります。
そのため民宿も顧客獲得のため工夫をこらしており、特色ある民宿が多く
西部に比べると独自性にあふれています。

