facebook以外の台湾ソーシャルメディア事情
台湾ではFacebookユーザーがとても多く、人口比率で言うと
日本が13.5%の中、台湾は59%のユーザー登録数があります。
では、他のソーシャルメディアやチャットツールはどうなのでしょうか?
日本ではTwitterやmixi、最近ではピンタレストやLinkedInなども少しずつ増えてきました。
チャットツール系で言うとNaverのLINEやDeNAのcommなどでしょうか。
台湾のユーザーでfacebook以外に使われているものとして多いのが
we chat(微信)
中国発の無料通話アプリで、サービス開始は2011年ですが3.12億人のユーザーがおり、
海外ユーザーも4000万人を超えています。
機能としてはテキスト、音声メモ、画像、ビデオ、
GPSデータなどを利用したクロスプラットフォーム対応の
個別及びグループメッセージです。
・動画の呼び出し
・モーメント
・音声チャット
・ウェブチャット
・エモティコン
・グループチャット(最大20人)
・シェイク(ユーザー情報を交換できる)
・look around(所在位置の近くにいるユーザーを検索できる)
・メッセージボトル
の項目があり、facebookとも連携しています。
特にボイスメッセージ機能に優れており。
LINEでボイスメッセージをした場合、ダウンロードにしばらく時間がかかるのですが、
Wechatはほぼリアルタイムに音声を高音質で再生できます。
日本では体質的にボイスメッセージを交換する人は少ないですが、
台湾や中国だと、トランシーバーのようにボイスメッセージしている人を頻繁に見かけます。
メッセージを打つよりボイスの方が早いから便利なのでしょう。
台湾人気タレント羅志祥 x 楊丞琳のWeChatのコマーシャル
ユーザー分布層は
・男性63%、女性37%
・29歳以下が80%
・大学生、ホワイトカラー、IT関連の3業態で90%
言語は日本語、英語、韓国語をはじめとして世界17言語対応しています。
そしてソーシャルメディアで言うと『plurk』というサービスがあります。
Twitterと同じような感じで、140文字内でコメントを投稿するサービスです。
特徴としては「タイムラインが時間軸でビジュアル化」されており
繋がっている人たちのコメントした内容が時間軸と共に表示されます。
友達登録されている人のコメント量に反映して
ゲージがが変化していきます。
Twitterと特に違う点は
投稿などで貯めることができる「Karma」(カルマ)というポイントがある。
この「Karma」の数値が上がるとそれに対応して、
マスコットキャラクターやカラーリングの選択肢が増える。
なお、「Karma」は「plurk」を放置すると下がってしまうので要注意。
言語は最近まで日本語のページはなかったのですが
リリースされているようです。

