なぜ、いま台湾なのか?【環境的側面】
台湾では全人口2,300万人中の
約51%がフェイスブックを利用しています(日本は5.0%)
そしてまた
台湾の若年層(19~29歳)は50%以上の人がスマートフォンを利用しています(日本は10%)
そんなITにリアルな台湾を知ったのが今から1年前の2010年の夏。
「ソーシャルメディア」
国境を越えた情報共有が一般化してきたこの地球(ステージ)で
この2点の差がどれだけ情報発信のパフォーマンスに影響してくるのか
その違いは歴然でしょう。
※台湾でのフェイスブックの年齢層の分布。
また、業界的理由から、私の周りでフェイスブックを利用している人は多いけど
ビジネス先行ではなく、純粋にリアルにフェイスブックを楽しんでいる人
は一体どれくらいいるでしょう。
日本では、「ビジネスでフェイスブックを利用すればすごいんだぜ!」などの
どうも誤解に近いフェイスブックの『魔法の杖』的イメージが先行しているように思います。
その手のビジネス本が書店に並び。
実際の利用者とそれらを取り込もうとしている側とに、
見えない境界線というか、温度差があるように感じます。
人の口コミや、情報のスパイラルは
純粋でリアルに楽しむ『遊び場』から生まれ、バイラル化していくものです。
台湾のようにフェイスブック利用率が
50%を超えると何が起きるだろう。
SocialBakers上で計算すると35歳以下が77%
44歳以下だとなんと93%を占めます。
20人いて1~2人が持っていない。そんな感じでしょうか。
屋台を営むおばちゃんも、タクシーの運転手も、専業主婦の方も子供も
多くの方が純粋にフェイスブックを便利なツールとして利用しています。
5%と50%のステージ(畑)の違い
畑が変わると作れる「モノ」が変わる。
モノが変わると「使い方」が変わる。
使い方が変わると「生活者」が便利になる。
生活者が便利になると「マーケット(市場)」が変わる。
この台湾という国のフェイスブックのあり方を知れば知るほど
今後の未来の日本を先見するような
そんな気に思えてきます。
『遅かれ早かれ、近い未来日本に起こりえるマーケットだ』と
それを実感した2010年夏の出来事。
「もっと台湾を知りたい」
と、移住を強く決意した瞬間でした。
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なぜ、いま台湾なのか?
1.人種的側面
2.環境的側面
3.政治的側面
4.技術的側面

